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ドイツで実施された研究では、様々な疾患の治療における医療用大麻の異なる株の有効性を調査しました。この調査には、医師から大麻を処方された1028人が参加し、平均5.9種類の異なる株を使用しました。調査の結果、治療に使用された株の種類や疾患の違いにもかかわらず、報告された有効性には大きな差異がないことが分かりました。一般的な副作用としては、口渇、食欲増進、倦怠感などが挙げられましたが、約3割の参加者には副作用が全く報告されませんでした。この調査から、患者は医療用大麻に対する高い有効性と耐容性を様々な疾患に対して報告し、その有効性には大麻の株の種類は関係しないことが明らかになりました。
引用元:https://www.thieme-connect.de/products/ejournals/abstract/10.1055/a-2261-2269