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Photo by Victoria Strukovskaya on Unsplash

全ての人間が各々異なる体を持っています。身長、手の大きさ、顔など全てのパーツが個人によって違います。これは、私たちの乳首にも言えることです。性別にかかわらず乳首は誰にでもあり、中には2つ以上の乳首を持って生まれてくる人もいます。乳首の形や大きさもそれぞれですが、人間の乳首を複数のタイプに分けることができます。今日は、知っているようで知らない私たち人間の乳首に関してファクトチェックしてみたいと思います。

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1.女性の健康は乳首の色で診断されていた。

かつて医師や看護師は女性の健康状態を診る際、乳首の色で判断していました。1671年に出版された本やスタンフォード大学で行われていた女性の体に関する講義によると、「女性の乳首は、セックスの後は赤くなり、それが本来の色である。しかし、授乳中は青くなり、年老いると黒くなる。」と教えられていました。

2.乳首には8のタイプがある。

乳首は、平らなものから突出したもの、陥没したものや、複数または割れているものなど異なるタイプがあります。また、片方の乳首が突出していても、もう片方は陥没していることもあり、乳首のタイプとしては合計で8種類ほどあります。

3.乳首は乳輪ではない。

乳首は乳房の中心に位置し、乳腺とつながっていて、ミルクが分泌されます。乳輪は、乳首を囲むようにある色の濃い部分になります。

4.陥没乳首は異常ではない。

乳首が突出せずに内側に入り込んでいる「陥没乳首」は、普通に突出している乳首と同じ働きをします。片方の乳首だけが陥没している場合もありますし、陥没乳首が、ある日突出することもあります。「若い女性のための健康センター」の調べによると、女性のおよそ10~20%に片方または両方に陥没乳首があると報告されています。母乳育児をすると陥没乳首が突出型に変化することもありますが、陥没乳首でも授乳に差支えありません。また、刺激や寒暖差などで一時的に突出することもあります。ピアスや手術によって陥没乳首を突出させることも可能です。健康には影響しませんが、陥没乳首の場合、乳首を清潔に保つことが大切です。

5.陥没乳首でも授乳可能。

陥没乳首は突出乳首よりも授乳が難しいですが、不可能になるわけではありません。世界保健機関(WHO)によると、陥没乳首の中には非伸縮性なものがあり、これは引っ張っても外側へ乳首が伸びず先端が内側に入り込むことがあります。この場合、赤ちゃんが乳首に吸い付きにくくなりますが、妊娠中や出産後1週間ほどで伸縮性が改善されることが多いと言われています。それ以外は、陥没乳首でも上手く授乳する方法があります。

6.母乳が出る穴は一つではない。

乳首の皮膚には、10~20個の穴があり、そこから母乳が出るようになっています。

7.二つの乳首が一つの乳輪内にあることがある。

英語で「ダブルニップル」と呼ばれるこの現象は、一つの乳輪内に二つの乳首が存在することを意味します。乳管によっては、授乳期に両方の乳首から母乳が出ることもありますが、乳幼児が両方の乳首を口に入れることが難しい場合があります。

8.乳首に毛が生えることがある。

男性にも女性にも乳首の周りに毛包があります。他の毛よりも濃くて縮れている場合が多いので、気になるようであればムダ毛処理と同じ方法で抜いたり、整えたり、ワックスやシェービングすると良いでしょう。

9.平均的な乳首の高さはてんとう虫の大きさと同じ。

2009年のある研究で300人の女性の乳首と乳輪を調査した結果、平均的な乳輪直径は4cmで、平均的な乳首の直径は1.3cm、高さは0.9cm(てんとう虫ぐらいの大きさ)だと分かりました。

10.母乳育児は社会的地位によって左右されていた。

現在母乳育児は教養のある上流階級の女性の間でも一般的な育児方法となっていますが、かつてこのグループの女性は自ら母乳を与えるのではなく、「Wet Nurse」と呼ばれる「他人の子供に母乳を与える女性」を雇っていました。しかし、20世紀初頭にはWet Nurseから粉ミルクが中心となり、これはその時期の粉ミルクは高価で富の象徴であったためだと考えられています。現在、粉ミルクでは人間の乳と同じ成分が補えないということが判明しています。

11.女性の乳首の痛みは珍しいことではない。

肌荒れ、アレルギー、ブラジャーの擦れ、PMSなどのホルモンの変化などで乳首に痛みを感じることがあります。また、授乳中の女性は、赤ちゃんに強く吸われたりするので乳首に痛みを感じることも珍しくありません。しかし、痛みが続く、出血や異常な分泌物などの症状がある場合は、医師の診断を受けましょう。

12.乳首の大きさは変化する。

乳首の大きさは、妊娠中に頻繁に変化することがあります。56人の妊婦を対象とした2013年の研究では、研究期間中および妊娠中に乳首の長さと横幅の両方が大きくなっただけでなく、乳輪の幅も著しく大きくなりました。

Photo by charlesdeluvio on Unsplash

13.乳首の異常な分泌物は専門医の診断を受けること。

片方または両方の乳首から出る分泌物は、甲状腺機能低下症やのう胞などの健康上の問題、処方箋薬の影響などで起こることがあります。分泌物に血液が混ざっている場合は、より深刻な病気などの兆候である可能性があるので、速やかに医師の診断を受けてください。

14.乳首の配置には理想的な位置がある。

男性1000人、女性1000人を対象にした研究によると、男女ともに最も好まれる乳首および乳輪の配置は、「縦は乳腺の中央、横は中央よりやや外側」だそうです。しかし、この研究では、乳首の理想的な配置はメディアの影響を受けることが指摘されており、男性は「より若々しい乳房」を好み、女性は「より現実的な乳房」を好む傾向にあるようなので、これが絶対に理想的とは言えないようです。

15.女房を形成する際、乳首にタトゥーを入れることがある。

乳房を形成する際、乳首や乳輪に施すタトゥーは形成手術の最終段階と考えられています。この種類のタトゥーは、比較的短時間で行える簡単な手術で、視覚的に現実的な結果が得られるため人気が高まっています。

16.生まれつき乳首がない人もいる。

無乳頭症の治療は、乳房の形成手術が一般的です。外科医は、必要な組織を腹部、背中、大臀部などから採取します。

17.複数の乳首を持って生まれる人がいる。

乳首が複数あることを副乳または多乳頭と呼び、18人に1人は副乳を持っていると言われています。副乳の場所も様々で、ある女性は足に副乳があり、脂肪組織、毛包、乳腺など乳房の組織を備えていました。

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18.乳首が擦れてひび割れることがある。

ブラジルで行われた研究では、32%の女性が、出産後の授乳で乳首のひび割れを経験していると報告されました。授乳中ではないのに乳首のひび割れを経験している人は、スポーツウェアやフィットネスウェアが原因かもしれません。自分に合ったスポーツブラを着用したりワセリンなどを塗布して乳首を保護しないと、運動時の摩擦で乳首が赤くなったり、乾燥、ひび割れなどで痛みや痒みを感じることがあります。

19.乳首ピアスは気持ちをポジティブにすることがある。

2008年に行われた乳首ピアスに関するアンケート調査では、男性の94%、女性の87%が性的な理由ではなく、見た目が格好良いという理由で乳首ピアスをしたと答えています。

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20.乳首を刺激すると性的興奮が高まる。

17歳から29歳までの301人の男女を対象としたアンケート調査で、女性の82%、男性の52%が乳首への刺激で性的興奮が高まると答えました。また、性行為の30分前にオイルなどを使用して乳首を刺激すると、オーガズムの満足度、強さ、喜びが向上すると示唆しています。

21.乳首の色は変化することがある。

マリクレールなどのメディアが「自分に一番似合う口紅の色は自分の乳首の色だ」と言うリップスティックセオリーの実証実験を行ったりしているので、一度は聞いたことがあるかもしれません。しかし、乳首の色は温度、妊娠の有無、時間などで変化するため、このリップスティックセオリーは100%信頼できるものではないようです。

22.乳首の形は変化することがある。

ある研究で、妊娠中は乳首の長さや幅、乳輪の幅が大きくなる可能性があることが示されました。しかし、米国疾病予防管理センター(CDC)によると、妊娠していないのに乳首の形や大きさが変わるなどの大きな変化は乳がんの兆候の可能性があるので、医師の診察を受けることが重要です。

Photo by Glib Albovsky on Unsplash

23.乳房や乳首に通じる神経は男女で異なる。

1996年、乳首と乳輪への神経経路を研究したところ、男性よりも女性の方がより広く神経が広がっていることが分かりました。

24.豊胸手術は乳首の感度に影響を与える。

豊胸手術は、2000年から2016年にかけて37%も増加しているとても人気のある整形手術です。しかし、2011年の研究によると、調査対象の女性の75%が手術後に乳首の感覚に変化がみられ、62%が触られると痛みを感じると報告していることが分かりました。

25.乳首の周りには凸凹がある。

乳首周りにある凸凹はモンゴメリー腺または乳輪腺と呼ばれます。リポイド液を分泌し、乳頭の開口部分をキレイに保ち、授乳により荒れがちな乳輪や乳頭部全体に潤いを与え快適な状態に保つ働きがあります。しかし、これらの凸凹から茶色の分泌物が出たり、炎症している時は速やかに医師の診断を受けてください。

26.母乳育児中の女性が赤ちゃんのことを考えたり、赤ちゃんの泣き声を聞いたりするだけで、自然と母乳が出ることがある。

人によっては自分の子供だけでなく、他人の赤ちゃんの泣き声でも母乳が出始める女性もいます。また、未熟児や病気で新生児特定集中治療室に入っている新生児のお母さんのそばに赤ちゃんの写真を置いておくと、母乳がより効果的に出るようになると報告されています。

27.乳首は、男性を魅了するように、女性も惹きつける。

ネブラスカ大学の研究によると、女性が女性を見る時、男性と同様のパターンを目で辿ることがわかりました。男性も女性も女性を見る時、すぐに胸や「性的だと感じる部分」を見てから、体の他の部分に視線を移します。

28.まれに男性の乳首からミルクが出ることがある。

乳漏症または乳汁漏出と呼ばれ、非常にまれですが男性にも起こりえます。専門家の中には、ホルモンの急激な増加が原因であることが多いという人もいますが、最新の研究は行われていません。

29.男性にも乳首がある理由。

哺乳類は、胚が形成されるとオスかメスのどちらかになりますが、乳首は妊娠の極初期段階で形成されるため、男性にも乳首があります。

30.乳首でギネス世界記録を達成した人がいる。

ギネス世界記録によると、2013年に乳首を使って32.6 kgの重りを持ち上げた男性がいます。

31.乳首がガンに侵されることがある。

National Cancer Instituteによると、乳頭がんは、乳がんの中でもまれな疾患で乳頭と乳輪を侵し、乳がんの約1~4%を占めます。乳頭がんは、男性にも発症する可能性がありますが、女性の方がより一般的です。

32.乳首を刺激すると産気づくことがある。

2018年の研究によると、オキシトシンは陣痛を誘発するのに役立つと報告されています。そして、乳首を刺激するとオキシトシンが分泌されるため、乳首への刺激が陣痛を促す可能性があります。他の研究でも、陣痛中に乳首を刺激すると、陣痛の第一段階が平均3.8時間に短縮したことが分かりました。

まとめ

私たち女性の乳首は、授乳に必要なだけでなく、個々の精神的満足感、性的興奮など様々な働きがあり、形や色なども人によって全く異なることが分かりました。また、昔のように乳首の色だけで健康状態の指標とすることはありませんが、特定の健康状態を示す指標となります。乳首の状態や変化は様々な要因が考えられますが、乳首から異常な分泌物や妊娠していないのに形や大きさに変化があるなど、異変に気づいたら専門医の診断を受けましょう。

参考元:healthlineMedical News Todayverywellhealth

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