世界が注目するCBDオイル!CBD製品のラベルから高品質製品を見分ける方法
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世界で爆発的に市場を拡大しているCBD製品は、市場総売り上げが2021年だけを見ても21億5000万USドル(約2448億円)まで達すると予想され、2016年の2億9200万US(約330億円)ドルと比べると、どれだけの成長を遂げているか分かると思います。コカコーラ社では、この市場動向に強い関心を示しており、近い将来コカコーラ社でCBDを使った飲料品が開発されるかもしれません。

市場が大きく拡大しているということはそれだけ多くの企業が参入し、新たなブランドや製品が登場していることを意味します。しかし、CBD製品に関してはアメリカのFDA(アメリカ食品医薬品局)が認可しているのは医師によって処方されるCBD薬のみで、それ以外は法律によってCBD製品の製造・販売は許可されていますが、原料や製品の品質、ラベル表示の基準など、製品の品質と安全を確保・保証する基準は何も設けられていません。

このように基準が設けられていないため、ラベル表示も各社様々で非常に分かりにくいと思います。特にCBD製品を初めて購入される方にはラベルのどこに注意すれば良いのかなど不明な事が多いのではないでしょうか。今日は、ラベルなどに表記された情報から出来るだけ高品質な製品を見分ける方法をご紹介したいと思います。

CBDにはストレス緩和、不安の軽減、不眠の改善、抗酸化・抗炎症作用、アンチエイジングまで様々な効果が期待されています。EU初のCBD上場企業「ヘンプリーバランス(Hemply Balance)」が開発した、スイス産オーガニックヘンプ抽出の高品質CBD製品はこちらから購入できます。

CBDとは

CBDとして知られるカンナビジオールは、大麻植物に由来する現在北米で幅広く人気のある化合物(カンナビノイド)の一種です。100種類以上あると言われるカンナビノイドは、テトラヒドロカンナビノール(THC)に次いで2番目に多く含まれており、大麻植物抽出液の最大40%を占めています。脳に影響を及ぼし高揚感や陶酔感などのいわゆる「ハイ」な状態にするTHCとは異なり、CBDにはそのような向精神作用がありません。CBDには、不安解消、痛み緩和、心臓と脳の健康改善など多くの利点があります。

CBDオイルの利点に関しては、こちらの記事をご参照ください。

CBDの合法性

CBD(カンナビジオール)には、脳に影響を与え高揚感や陶酔感など「ハイ」な状態にする向精神作用が無いため、THC(テトラヒドロカンナビノール)のような日本で禁止されている薬物ではありません。欧米では0.2~0.3%までのTHC含有量は産業ヘンプと見なされ、アメリカでは2018年に産業ヘンプの合法化が認められました。他にも、医師によるCBD処方薬は、食品医薬品局(FDA)などの政府機関で認可されています。日本では完全に検知不可能なゼロTHC製品のみが厚生労働省の審査・認可を受け、日本に輸入されています。

ヘンプVS大麻

ヘンプと大麻(マリファナ)は同じアサ科の植物ですが、大きな違いは植物に含まれるTHC量です。ヘンプはTHC含有量が0.3%以下ですが、大麻はより高いレベルのTHCを含んでいます。CBDは、ヘンプと大麻の両方から抽出することができます。日本で販売されている製品は、ほぼヘンプで間違いないと思いますが、個人で輸入する場合は、必ず原料に「産業ヘンプ」または「ヘンプ」と書かれていることを確認しましょう。大麻由来のCBD製品だと、ほんの少しでもTHCが残されている可能性があり、入国の際検疫で没収されてしまいます。また、入手できたとしても少しでもTHC成分が含まれていたら、「ハイ」にならなくても薬物検査を受けると陽性結果が出ますし、THC成分に敏感またはアレルギー反応を起こす人もいるので注意しましょう。

CBDの種類

CBD製品には「CBDアイソレート」、「CBDブロードスペクトラム」、「CBDフルスペクトラム」の三種類があります。

CBDフルスペクトラム製品には、少量ですがTHCが含まれています。ヘンプや大麻草から抽出できる全ての成分が入っていますので、アントラージュ効果が期待できます。しかし、日本では如何なるTHC含有量でも禁止されているため、フルスペクトラム製品は日本で入手または日本へ輸入することは出来ません。

アントラージュ効果とは、カンナビノイドはテルペン、フラボノイド、その他のカンナビノイドなどを含む自然の植物化学物質をより多く含む場合に、より効果的な作用を引き起こすという理論に基づいています。これは、プラス効果(有効性)の増幅とマイナス効果(忍容性)の変調の両方に現れ、ヘンプと大麻草に関して言えば、植物の一部を使用するよりも全部を使用した方が大きい効果が得られるという意味になります。

CBDブロードスペクトラム製品には、THC以外の成分、カンナビノイド、テルペン、フラボノイドなどが含まれています。フルスペクトラム製品ほどではありませんが、ある程度のアントラージュ効果が期待できます。今、世界で最も注目されているCBD製品です。

CBDアイソレート製品は、純粋なCBDで、CBD以外のカンナビノイド、テルペン、フラボノイドなどヘンプに含まれるその他の成分は全く入っていません。アントラージュ効果は期待できませんが、CBD以外の成分に敏感またはアレルギー反応のある方などにはお勧めです。また、ヘンプ特有の味やにおいもありませんので、ブロードスペクトラムよりも摂取しやすいでしょう。

CBDフルスペクトラムとブロードスペクトラムの違いに関してはこちらの記事をご参照ください。

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ヘンプに含まれる成分

ヘンプや大麻草には、CBDやTHC以外にも多くの成分が含まれています。その中でも大半を占めるのはカンナビノイドと呼ばれる成分で、CBDやTHCもカンナビノイドの1つで、その種類は100種類以上あると言われています。また、カンナビノイドに加えて、テルペンやフラボノイドなどの植物化合物も含まれています。

カンナビノイドは人間の体内にある内因性カンナビノイド系に働きかけます。内因性カンナビノイド系は神経系や免疫機能を制御する働きがあります。

カンナビノイドと同様に、テルペンにも癒し効果や健康促進効果があると報告されています。また、フラボノイドは緑茶や特定の果物にも含まれていて、病気予防効果があると言われています。

CBDにはストレス緩和、不安の軽減、不眠の改善、抗酸化・抗炎症作用、アンチエイジングまで様々な効果が期待されています。EU初のCBD上場企業「ヘンプリーバランス(Hemply Balance)」が開発した、スイス産オーガニックヘンプ抽出の高品質CBD製品はこちらから購入できます。

求めている品質だと分かる方法

アイソレートやブロードスペクトラム、オイルやクリームなど、自分のニーズやライフスタイルにあった製品の種類を決めたら、それに当てはまる製品のラベル表示をチェックしましょう。日本では多くの製品がオンライン販売ですが、ホームページでラベル表示の確認ができないものは問い合わせれば詳細を入手できます。

まず、原料・成分にCBDまたはカンナビノイドが含まれていることを確認しましょう。メーカーのある州や国によっては、CBDと表記できないため、「ヘンプ抽出液(粉末)」と書いてある製品もあります。カンナビノイドやヘンプ抽出液などの表記がなく、「ヘンプシード」、「ヘンプシードオイル」、「カンナビス・サティバ(Cannabis Sativa)・シードオイル」とだけしか表記されていない場合、CBDは含まれていないので注意が必要です。

また、原料一覧を読んで、自分が敏感またはアレルギー反応を起こすような添加物が含まれていないかチェックします。CBDオイルの購入を考えている場合、CBDオイルには体内に吸収しやすくするため、キャリアオイルと呼ばれるオイルにヘンプ抽出液やアイソレートを混ぜています。キャリアオイルには、MCTオイル、グレープシードオイル、オリーブオイルやヘンプシードオイルなどが多く使われています。

メーカーによっては、CBDオイルやグミなどに、様々なフレーバーが添加されているものもあります。

ブロードスペクトラム製品の購入を考えている場合は、テルペンやフラボノイドが含まれているか確認しましょう。ブランドによっては、CBDアイソレートにテルペンやフラボノイドを別途に添加している製品もあります。

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成分分析表を理解する

信頼できるメーカーやブランドの製品は通常、成分分析表が閲覧できるようになっています。ホームページに表示されていなくても、問い合わせれば入手可能です。これらの成分分析表は、正規の第三者機関で行われ、カナダなどでは成分分析は政府から認可を受けた研究機関で行われ正式に発行されたものでなければなりません。メーカーやブランドによっては、QRコードを使って携帯から分析表を確認できるものもあります。

成分分析表を入手したら次のことを確認しましょう。

表示の正確性
まず、分析表にあるCBDとTHC濃度が製品のラベルと同じかどうかを確かめます。基準や規制が設けられていないため、CBD濃度の表示が分析と異なることがよくあります。例えば、アメリカ国内で生産されている製品だと、正確に成分を表記しているラベルは市場にある製品全体の約31%しかないことが、ある調査で報告されています。オンラインで販売されている84製品を調査したところ、43%がラベル表示よりも多いCBD量を含んでおり、26%がラベルに表示している量よりも実際のCBD含有量が少ないことが分かりました。

カンナビノイドの内訳
ブロードスペクトラム製品の場合は、分析表のカンナビノイド欄を見て、カンナビジオール酸(CBDA)、カンナビノール(CBN)、カンナビゲロール(CBG)、カンナビクロメン(CBC)などのカンナビノイドが含まれていることを確認します。

その他に確認すること
成分表に、重金属や農薬などの分析結果があるかどうか確認します。もし何か不純物が含まれていれば、それが人体にとって安全な程度の含有量かどうかを確認してください。各項目の検査結果欄が全て「PASS」になっていることを確認します。

CBD濃度と1回分に入っているCBDの量

各製品に含まれるCBD量と1回分に入っている量を判断するのは、各メーカーやブランドで表示方法が異なるため簡単なことではありません。ラベルに大きく書いてある数字は多くの場合、製品全体に含まれるCBDの量をミリグラムで表していて、1回分に含まれる量ではありません。例えばCBDオイルのラベルの場合、1ミリリットルあたりのミリグラム量(mg/mL)を確認します。CBD2000mgと書いてあるオイルで、40mg/mLと書いてあれば、ボトルの蓋についているドロッパー(スポイト)で、決まったCBD量を服用することができます。また、大きく300mgと書いてあるCBDグミを購入した場合、袋に30個入っていれば、グミ1個で10mgのCBDが入っていると分かります。

原料の品質の大切さ

ヘンプや大麻草は、超集積植物です。超集積植物とは、土の中にある重金属や毒素を容易に吸収してしまう植物のことを意味し、原料となるヘンプや大麻草が育った環境(土壌)が大切です。上記の分析表で不純物や毒素などが混入されているかどうかを確認すると共に、ヘンプや大麻草がどこで栽培されているのか、有機栽培されているかなどを確認しましょう。信頼できるメーカーやブランドでは、原産地や仕入れ先の農園などを紹介しているところもあります。また、CBDオイルの場合、ヘンプだけでなく、キャリアオイルの品質にも注意します。できれば、オーガニックオイルを使用している製品が良いでしょう。

まとめ

世界で急激に成長しているCBD市場ですが、各国でも正式に基準が設けられているわけではないので、メーカーやブランドによって製品の品質や成分が大きく変わります。私たち消費者が各製品の品質を見極める必要があります。格安オイルだと、不純物や身体に悪い物質が混入している可能性も高くなりますし、価格が高くてもラベル通りのCBD量が含まれていない可能性もあります。日本に正規ルートで輸入・販売されている製品は比較的安全だと思いますが、個人輸入を考えている人は特に上記に注意しましょう。

成分分析表はメーカーが発行しているものではなく、第三者機関が発行している分析表を公表している製品を選びます。多くの効能や高いCBD含有量を謳う製品でも、第三者機関による成分分析表がなければ、どこまでその成分や効能が本当なのかを判断することができません。日本の代理店などで販売している場合でも、成分分析表や原料の産地などを問い合わせ、ラベル表示もしっかり確認すれば、自分の求める効能があり、品質も安全で、あなたのライフスタイルに合う製品に出会えるでしょう。

参考元:Consumer Reportshealthline

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