最近の研究で、大麻成分のTHCVとCBDを含む製品を使用すると、体重減少やウエストの引き締め、血圧の低下、コレステロール値の改善が見られることが明らかになりました。米国の科学誌Cannabisで発表された研究では、44人の参加者に90日間、THCVとCBDを含む経口ストリップまたはプラセボ(偽薬)を毎日摂取してもらい、体重や代謝指標を評価しました。その結果、低用量のストリップ(THCV 8mg・CBD 10mg)を摂取した人の約67%、高用量(THCV 16mg・CBD 20mg)を摂取した人の約70%の体重が減り、平均でそれぞれ2.6kgと4.1kgの減少が確認されました。一方、プラセボを摂取した人の体重変化はほとんどありませんでした。さらに、THCVとCBDを摂取したグループでは、腹囲の減少、収縮期血圧の低下、LDLコレステロールの減少も見られました。
米国大麻研究の第一人者であるGregory Smith博士が率いるこの研究は、比較的小規模ではあるものの、過去の研究結果と一致しており、THCVやCBDが代謝を改善し、体重管理に役立つ可能性が示唆されています。その他の研究でも、大麻成分が運動や体重管理に影響を与える可能性が指摘されており、特にカンナビゲロール(CBG)が代謝を改善し、体重増加を抑制する可能性があるとされています。さらに、大麻を使用する人は肥満率が低く、運動習慣があることが多いという研究結果もあり、THCVやCBDを活用した体重管理の可能性が今後さらに注目されるでしょう。
ソース元:https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/39968488/