Photo by Jan Kopřiva on Unsplash
年齢に関係なく、女性であれば一度は膣の乾燥を経験すると思います。閉経や老化だけでなく、服用している薬やホルモンバランスの崩れによって引き起こされます。膣が乾燥すると、性交時に痛みや不快感を感じるようになり、パートナーとの親密な時間が憂鬱になることもあります。世界中で女性のデリケートゾーンケアの重要性が広く認識され、フェムケア市場も年々成長しています。それに伴い、幅広い種類のフェムケア製品が販売されるようになりました。膣の保湿剤と潤滑剤もその一部です。今日は、膣の乾燥に効果のある保湿剤と潤滑剤の違いと適切な使用方法をご紹介します。
EU初のCBD上場企業「ヘンプリーバランス(Hemply Balance)」の産婦人科医が開発。スイス産オーガニックヘンプ抽出の高品質CBDなど、敏感なデリケートゾーンの肌を優しく守り潤いを与える様々な天然成分を配合!生理痛やPMSなどの症状を和らげるフェムケア製品はこちらから購入できます。
膣の乾燥とは
女性の膣は、閉経するまで毎日小さじ1杯の液体を生成し、自然に性器に潤いをもたらします。この体液は膣や尿路の感染症を防ぎ、膣の潤滑を保つのに役立ちます。しかし、分泌される液体が少なくなると、膣が炎症を起こす可能性があります。膣の乾燥の症状には次のようなものがあります。
- かゆみ、ヒリヒリ感
- 性交時の痛み
- 性交後に少量の出血
- 骨盤まわりの不快感
- 性欲の低下
- 頻繁に尿路感染症に感染する
膣の乾燥はどの年齢でも起こる可能性があるので、上記の症状がある場合は医療従事者に相談してください。
膣の乾燥の原因
閉経前の膣の乾燥は、ホルモンの変動で起こる可能性があります。その他には次のような理由が考えられます。
- 性交前に性的興奮を感じない
- 膣洗浄
- 女性用デリケートゾーンのデオドラントスプレーやパウダーを使用している
- 体の水分不足
- 血管収縮(膣への血流低下)
- 投薬
- 長期間セックスしていない
- 喫煙
- 出産
- 母乳育児
- 化学療法、放射線療法
- 子宮摘出(子宮除去)
- 卵巣摘出(片方または両方の卵巣摘出)
一般的に、50歳以上のほとんどの女性が膣の乾燥を経験します。これは、エストロゲン値の低下により膣組織が収縮して薄くなったことで、乾燥、炎症、刺激が生じるためです。また、自己免疫疾患であるシェーグレン症候群などの病気も膣の乾燥を引き起こす可能性があります。
Photo by Anne Nygård on Unsplash
膣の乾燥を引き起こす薬
鼻づまりや花粉症の薬など乾燥作用のある薬も、膣の乾燥を引き起こす可能性があります。また、乳がんの治療に使用されるエストロゲン低下薬は、膣が生成する体液の量を減少させます。他にも以下のような薬が膣の乾燥を引き起こす場合があります。
- 避妊薬
- 抗うつ薬
- 特定の心臓病薬
- 鎮静剤
- 抗精神病薬
残念なことに、膣の乾燥が原因で性交に支障がでるため、膣の乾燥の治療薬を止めてしまう人が多くいます。自分で服用を止める前に、膣の乾燥で悩む人は医療従事者に相談してください。
EU初のCBD上場企業「ヘンプリーバランス(Hemply Balance)」の産婦人科医が開発。スイス産オーガニックヘンプ抽出の高品質CBDなど、敏感なデリケートゾーンの肌を優しく守り潤いを与える様々な天然成分を配合!生理痛やPMSなどの症状を和らげるフェムケア製品はこちらから購入できます。
潤滑剤VS保湿剤
潤滑剤は摩擦を軽減します。摩擦とは、表面または物体が別の表面や物体の上を移動するときに起こる抵抗を意味しますが、膣の摩擦は性行為により起こります。潤滑剤は、摩擦の多い性行為をサポートし、摩擦による痛みや不快感を軽減します。潤滑剤は、セックスをより快適にするだけでなく、前戯の時に使用することで興奮と快感を促進することが可能です。
保湿剤は性行為の時だけでなく、長期間に渡って定期的に使用します。膣用保湿剤は、膣内の傷つきやすい内膜をコーティングし、保護することができます。顔や手足に保湿剤を使用するのと同様に、デリケートゾーンの水分が改善されると様々な不快感が軽減されます。
潤滑剤と保湿剤はどちらも症状の緩和を目的としているため、根本的に改善したい場合は、適切な治療を受けましょう。しかし、ドラッグストアやクリニック、美容サロンなどで入手でき、手軽に使用できる潤滑剤や保湿剤は、日々の不快感や痛みを軽減してくれるため、試してみる価値があります。
潤滑剤を使う
膣の潤滑剤には、ウォーターベース、シリコンベース、オイルベースなどがあります。べたつくものは避けて、グリセリンやパラベンを含まない製品がお勧めです。また、潤滑剤の多くには、興奮させたり、刺激したりする添加物を含んでいるため、焼けつくような不快感を引き起こす可能性があります。性行為の快感向上目的ではなく、性交時の膣の不快感を軽減するために潤滑剤を使用する場合は、刺激のある添加物を含んでいない製品を選びましょう。
男性パートナーが勃起不全を患っている場合、シリコンベースの潤滑剤だと滑らか過ぎる場合があります。摩擦が不足すると、パートナーが勃起を維持することが困難になる可能性がありますが、女性側が自分にとって「正しい」と感じる潤滑剤を選ぶことが重要です。
潤滑剤は、パートナーとの性行為の前または前戯中に、デリケートゾーンだけでなく他の部分の皮膚にも必要に応じて使用できます。膣用の潤滑剤は外陰部(外側)だけでなく膣(内側)にも塗布できます。塗布する量は、自分がもっとも心地よいと感じる量を使用します。
保湿剤を使う
膣用保湿剤には様々な種類がありますが、香料、パラベン、ベンジルアルコール、プロピレングリコール、ラノリンなど一般的にアレルギー反応を起こしやすい成分を含む製品は避けましょう。
膣用保湿剤は、顔に保湿クリームを塗るのと同じように、清潔な指でデリケートゾーンや膣壁にやさしくマッサージするように塗ることができます。潤滑剤と違い、保湿剤は毎日または一日置きに継続して使用する必要があります。また効果を実感するには、週に複数回、数週間続ける必要があり、使用を止めると乾燥や不快感の症状が現れます。
Photo by Khamkéo Vilaysing on Unsplash
CBD成分を含んだフェムケア製品
大麻植物の抽出物であるカンナビジオール(CBD)には、鎮痛作用、抗炎症作用、弛緩作用、抗酸化作用、鎮静作用など幅広い効能があります。通常のCBDオイルはデリケートゾーン用にpH値を調整しているわけではないので、直接膣内に塗布したり性交時の潤滑剤として使用することはお勧めできませんが、デリケートゾーンのpH値と細菌環境を保護するためにpH値が調整されているフェムケア製品なら安心です。抗炎症作用で摩擦による炎症を抑え、不快感や痛みで硬くなっている膣の筋肉をほぐし血行を促すことで、不快感や痛みを解消するだけでなくセックス時の快感も向上します。また、パートナーが勃起不全を患っている場合でも、CBD成分の弛緩作用は筋肉や血管をリラックスさせ血流を良くするため勃起状態を維持しやすくなります。また、勃起不全の原因の一つである、精神的なストレスや不安も緩和しますので、勃起不全の症状を軽減し、勃起状態を保つのに役立ちます。
CBDにはストレス緩和、不安の軽減、不眠の改善、抗酸化・抗炎症作用、アンチエイジングまで様々な効果が期待されています。EU初のCBD上場企業「ヘンプリーバランス(Hemply Balance)」が開発した、スイス産オーガニックヘンプ抽出の高品質CBD製品はこちらから購入できます。
まとめ
女性の膣の乾燥は、閉経だけでなく、ホルモンのバランスの乱れ、服用している薬、ライフスタイルなど様々な要因で引き起こされる症状です。膣が乾燥し、十分な分泌液が生成されないと、デリケートゾーンのpH値が乱れ、健全に保たれていた細菌環境が壊れるため、尿路感染症や膣炎などにかかりやすくなります。それだけでなく、膣の乾燥で性交による膣内の摩擦により不快感や痛み、少量の出血を伴うようになり、パートナーとの親密な時間が憂鬱なものになってしまう可能性があります。一度挿入時に痛みや不快感を感じるようになると、体がそれを覚えていますので、挿入時に体が緊張し硬くなるため、より一層痛みや不快感が酷くなるという悪循環に陥ってしまいます。
このような問題は他人に相談しにくいため、ひとりで悩んでいる女性も多くいると思います。膣が乾燥していると感じたら医療従事者に相談するのが一番ですが、誰かに相談する前に何か自分で試したいと思われる方には、手軽に入手できる膣用の潤滑剤や保湿剤がお勧めです。性交時に潤滑剤を使い、普段から保湿剤を使用すればセックスライフだけでなく、悩みの1つが解消することで日常生活も改善されるでしょう。香料やパラベンなどデリケートゾーンにとって有害な成分は避け、完全天然成分で安全な製品を選んでください。また、CBD成分配合製品には多くの効能があるのでお勧めです。
参考元:Cliveland Clinic、Mayo Clinic、Verywell Health
日本発!エコフレンドリーなハイブリッドスタイルの新感覚トレーニング・ヨガマットが誕生!サスティナブル×アートが融合した次世代のヨガマットで、美しく健康的なカラダを目指しませんか?
ライフアクティベーションのヨガマット公式サイトはこちら