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Photo by Giulia Bertelli on Unsplash

うつ病や不安症、ストレス過多などのメンタルヘルスに影響を与える問題は、男女を問わず、心臓に悪影響を与えると言われています。アメリカのマサチューセッツ州の研究者たちが発表した新たな研究では、特に若い女性がうつ病や不安症を患っている場合、心血管疾患のリスクが高くなることが示唆されました。

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女性の心臓発作の症状

心臓病は男性だけでなく女性にとっても深刻な問題で、北米では男女ともに最も一般的な死因となっています。しかし、性別に関係なく全く同じ症状なのかと言われるとそうでもなく、女性の心臓発作の症状は男性と比べて少し異なります。

最も一般的な心臓発作の症状は男性と同じで、胸の痛み、圧迫感や不快感が数分間以上続いたり、痛くなったり消えたりを繰り返します。しかし、女性の場合は、胸の痛みが必ずしも男性のように顕著だったり重度だったりせず、痛みではなく圧迫感として感じることが多々あり、心臓発作だと気づかない女性が多くいます。

女性の場合、男性のような胸の痛みではなく、次のような心臓発作の症状を経験する可能性が高いです。

  • 首、顎、肩、背中の上部やお腹の上部の不快感
  • 息切れ
  • 片腕または両腕の痛み
  • 吐き気または嘔吐
  • 発汗
  • 立ち眩み・めまい
  • 異常な疲労感
  • 胸やけ・消化不良

これらの症状の特徴は、胸が張り裂けるような痛みほど顕著ではなく漠然としています。これは、女性が主要な動脈だけでなく、心臓に血液を供給する細い動脈でも閉塞する傾向があるためで、小血管心疾患または冠微小血管疾患と呼ばれます。男性と比較すると、女性は休息中または睡眠中に症状が現れやすく、心臓病だと判断されにくい傾向があります。これは、女性は動脈に重度の閉塞がなくても心臓発作(非閉塞性冠動脈疾患)を起こす可能性が高いからです。

Photo by Eric Ward on Unsplash

女性の心臓病の原因

女性の心臓病や心臓発作の症状が男性とは少し違うことが分かりましたが、女性の心臓病の原因にはどのようなものがあるのでしょうか。男性と同様に、高コレステロール、高血圧、肥満などは冠動脈疾患の危険因子ですが、他にも女性の心臓病の危険因子には次のようなものがあります。

  • 糖尿病:糖尿病を患う女性は糖尿病を患う男性よりも心臓病を発症する可能性が高くなります。また、糖尿病は痛みの感じ方に変化を与えるため、無症状の心臓発作を起こすリスクが高くなります。
  • 精神的ストレスとうつ病:ストレスやうつ病は男性よりも女性の心に大きな影響を与えます。
  • 喫煙:喫煙は男性よりも女性の心臓病のより大きな危険因子です。
  • 不活発:運動不足は心臓病の主な危険因子です。
  • 閉経:閉経後にエストロゲン値が低下すると、細い血管で病気が発生するリスクが高くなります。
  • 妊娠の合併症:妊娠中の高血圧や糖尿病は、母体の長期的な高血圧や糖尿病のリスクを高める場合があるため、心臓病になりやすくなります。
  • 家族の中に初期の心臓病を患う人がいる:男性よりも女性の方がリスクが大きくなります。
  • 炎症性疾患:関節リウマチなどの炎症状態は、心臓病のリスクを高める場合があります。

65歳未満で心臓病の家族歴のある女性は、細心の注意を払う必要があります。

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メンタルヘルスと女性の心臓病リスクとの関係

最新の研究によれば、若い女性はメンタルヘルスの問題が心臓病の原因となるリスクが高いと警告されています。従来、若い女性はエストロゲンの保護効果により心血管疾患の発生率が低いと考えられており、心血管疾患に対して「安全なグループ」という認識がありました。しかし、今回の研究では、若い女性がうつ病や不安症を患っている場合、心血管疾患の発生リスクが高くなることが示唆されています。そのため、早期に危険因子のスクリーニングを行う必要があると警告されています。

新型コロナウイルス感染症のパンデミック以降、不安症とうつ病が多く診断されるようになりました。71,214人の健康記録を分析調査し、および10年間にわたり追跡調査した結果、不安やうつ病を抱える若い女性は高血圧、高コレステロール、糖尿病を発症する可能性が2倍近く高いことが判明しました。不安症やうつ病に罹患していない女性の心臓病の罹患率は同年齢の男性と同等で、参加者の38%が高血圧、高コレステロール、糖尿病を発症しました。

また、研究期間以前に不安やうつの病歴がある人は、不安やうつの無い人に比べて、心血管危険因子を1つ以上発症する可能性が55%も高くなることが分かりました。不安症またはうつ病を患う50歳未満の女性は、他のグループと比べて心血管危険因子を発症する可能性がほぼ2倍であることも判明しました。

Photo by Anthony Tran on Unsplash

全体的に見て、エストロゲンの保護効果により若い女性は他のどのグループよりも心血管危険因子の割合が最も低いのにもかかわらず、不安症とうつ病は、他のどのグループと比べてもはるかに高い相対リスクであることが明らかになりました。本来なら低リスクであるはずが、うつ病や不安症を患うことで、若い女性が心血管疾患リスクを増加させるだけでなく、ストレスに関連した神経活動が大幅に増加していることも示されました。

不安症とうつ病は異なる病状ですが、どちらも心血管リスクの増加に関連しており、共通の神経生物学的経路を共有しているため、同じ方法で健康に影響を与えると考えられます。不安症とうつ病がどのように若い女性の心血管リスクの増加を引き起こすのかそのメカニズムはまだ解明されていません。また、抗うつ薬や心理療法などのメンタルヘルス治療が心血管リスクの軽減に役立つかどうかは不明です。しかし、高血圧、高コレステロール、糖尿病になった場合、スタチンや血圧降下薬などの治療法で重篤な心血管の有害事象リスクを効果的に軽減できると示唆されています。

まとめ

心血管疾患は、性別や人種を問わずに世界で最も一般的な死因の1つであり、高齢になれば心血管疾患リスクも高くなることや、男性と女性では心臓発作の症状も少し異なるということは一般的に知られています。しかし、今回の最新研究で、本来なら低リスクである若い女性は、不安症やうつ病を患うと他の年齢グループよりも心血管疾患リスクが顕著に高くなることが判明しました。実際に不安症とうつ病がどのように心血管疾患リスクを上昇させるのか、そのメカニズムはまだ調査中ですが、心血管疾患の家族歴があり、不安症やうつ病を患っている方は早期のスクリーニング検査やライフスタイルの改善をお勧めします。

専門家は、糖尿病、高血圧、高コレステロールなどの危険因子にかかってしまうと、その治療薬を摂取することで心血管疾患リスクを抑えることができると示唆していますが、危険因子に罹患しないことが一番です。日ごろから健康的なライフスタイルを心がけ、不安症やうつ病と関係があると言われるストレスを軽減し、質の良い睡眠をとるようにしましょう。

参考元:American Heart AssociationMayo ClinicNational Library of MedicineScienceDailytalker

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