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医療大麻のオンラインプラットフォームをリードするNuggMDによる最新の調査で、大麻が神経系の痛みを伴う神経障害の症状を軽減するのに、オピオイドと同等の効果があることが示唆されました。この調査では、9700人の参加者から603人の神経障害患者の回答が収集され、使用された大麻の大きな鎮痛効果が確認されました。これまでに行われている大麻の神経障害治療に関する研究は、THC含有量の低い低効能大麻が使用されており、大麻は神経障害関連の鎮痛にあまり効果が見られないと主張する研究に対して疑問を投げかける結果となります。
従来、神経障害患者には常習性の高いオピオイドが処方されてきましたが、代替品として大麻に注目している人が増えています。アメリカ10の州では、神経障害が医療用大麻の推奨対象として登録されています。この調査では、THC含有量が20%を超える高含有量が最も効果があり、安心感をもたらすと調査対象者からの回答が示されました。このデータからみて、THCの含有量と鎮痛の関係を調べる更なる研究が必要だと主張しています。