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新たな研究によると、44年間にわたり5,000人以上の男性を対象に評価した結果、「大麻使用が加齢に伴う認知機能低下に重大な有害影響を与えない」ことが明らかになりました。さらに、「大麻使用歴のある男性は、使用歴のない男性よりも若年期から中年期にかけての認知機能低下が少なかった」と報告されています。この研究では、大麻の使用開始年齢や頻繁な使用が、加齢による認知機能低下の増加と有意に関連していないことも指摘されています。また、これらの結果は、既存の研究とも一致しており、大麻使用と認知機能低下の間に強い関連性がないことを示唆しています。
この研究の著者らは、大麻使用者の認知機能低下が非使用者よりも少ない理由として、使用者の元々の高い知能指数や教育レベルが影響している可能性を指摘する一方で、動物実験では、カンナビノイドが記憶力や認知機能に良い影響を与える可能性も示されています。さらに、別の研究では、軽度から中程度の大麻使用が痛みや不安、うつ症状の軽減に効果があり、長期的な認知機能にほとんど影響を与えないことも報告されています。このような結果は、従来の偏見を覆し、大麻が適切に使用されれば、加齢に伴う認知機能低下やその他の症状の緩和に役立つ可能性を示しています。