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Photo by Mithil Girish on Unsplash

新しい研究によると、カンナビジオール(CBD)を含むヘンプ葉の抽出物は、従来の殺虫剤に耐性を持つ蚊を含む、蚊に対して効果的な殺虫作用を持つ可能性があることが判明しました。この研究は、Insects誌に発表されており、CBDを豊富に含むヘンプ抽出物が、黄熱病やデング熱、ジカ熱などを媒介するネッタイシマカの幼虫を効果的に殺すことが確認されました。また、この抽出物は殺虫剤に敏感な蚊と、耐性を持つ蚊の両方に対して効果がありました。米国オハイオ州立大学の研究者たちは、CBDが幼虫殺虫効果の主要な成分であると考えていますが、その正確な作用メカニズムはまだ解明されていません。驚くべきことに、幼虫の死亡率を高めるために必要なCBDの量は比較的少量で済むため、新しい生物農薬の開発において有望視されています。

研究者たちは、CBDが人間や動物に対して安全である一方で、ハチなどの花粉媒介者に対する安全性を評価するためのさらなる研究が必要だと強調しています。この結果は、CBDが他の昆虫種にも有毒であることを示す過去の研究と一致しており、農業分野での新しい応用が期待されています。すでにヘンプは家畜飼料などで利用されています。

ソース元:https://www.marijuanamoment.net/cbd-rich-hemp-extract-is-an-effective-natural-insecticide-against-mosquitoes-new-research-shows/?

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