Photo by Elaine Brewer on Unsplash
グレナダは2024年前半に、大麻治療の利用促進に焦点を当てた大麻非犯罪化法を承認する予定であると、来年度の国家予算の概要を示す公式文書で発表した。この構想は、国の経済基盤を多様化し、新たな成長の原動力を育成することを目的として、薬用大麻製品の生産に関連する産業を発展させることを目的としている。提案されている法案は、特にラスタファリアン運動のメンバーに対して、大麻草5株または24グラムまでの所持を許可するもので、大麻製品の精巧化と商業化につながることが期待されている。2022年9月、政府は法律や規制の策定、協議の実施、情報提供キャンペーンの開始、この新興分野における必要なインフラ構築のための提案を集める委員会を設立した。
グレナダの大麻非犯罪化に向けた動きは、カリブ海諸国におけるより広範な傾向を反映したものであり、隣国のセントビンセント・グレナディーンもまた、様々な健康問題に対処するための薬効成分として大麻の合法化に踏み出している。これは、大麻の経済的・治療的可能性を追求する地域的なシフトを示すものである。
