日本では「春眠暁を覚えず」、でも欧米では「春の無気力」⁈
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Photo by Andisheh A on Unsplash

寒い冬が終わり、日に日にポカポカと暖かくなり日の出時刻も早くなってきた今日この頃、ますます朝が起き辛くなっているのではないでしょうか。そんな状況を日本では「春眠暁を覚えず」という表現をしますが、欧米では春になってなかなか朝起きられない状況を「春の無気力(Springtime lethargy)」の症状の1つと見なされていることをご存知でしょうか。「春の無気力」は精神疾患などの病気ではありませんが、毎春多くの人が春になると倦怠感、過度の眠気などの症状を訴えています。春になって朝起きれなくなったと感じるあなたももしかすると「春の無気力」のせいかもしれません。

春の無気力(Springtime lethargy)とは

「春の無気力」は、Springtime Fatigue(春の倦怠感)とも呼ばれ、北米では2人に1人が春になると過度の眠気や疲労感、頭痛などの症状を訴えます。また、集中力散漫になり、何をしていてもボーっとしてしまいがちになります。

世間では、草花が芽吹き、動物たちが冬眠から覚め、暖かくなり始めただけでなく朝も明るくなるのが早くなり、それだけでも心躍り外へ飛び出したくなりそうです。それなのに、どうして私たちの多くが通常より眠気を感じたり、頭痛や倦怠感に悩まされるのでしょうか。それはどうやら、深刻な疾患というわけではなく、冬から春への季節の移り変わりに身体が慣れようとしている過程のようです。

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春の無気力の原因

春の無気力には次のような原因が考えられます。

酸素不足
冬の間、私たちは一日のほとんどを屋内で過ごしがちです。屋内では身体に十分な酸素が供給されない可能性があります。酸素が不足すると身体の機能が低下し、血液循環障害、パフォーマンス低下、頭痛などを引き起こします。頻繁に欠伸がでるのは酸素不足で、身体が酸素を要求している合図かもしれません。そんな時は、軽く外を散歩するなどして新鮮な酸素を体内に多く取り入れるようにしましょう。

天候の変化
天候が暖かくなり始めるとすぐに血管が広がり、寒くなると血管が収縮します。私たちの身体は常にこれらの変化に対応する必要があり、調整が遅れると血液循環の調子が狂ってしまい、めまいや貧血を起こしやすくなります。また、日が長くなり日光の量が増えると身体のバイオリズムが変化し、ホルモンの調整が始まり、新陳代謝に影響を与えます。

ホルモンの変化
冬眠中の動物のように人間は、冬の間平均体温をわずかに下げ、日光が不足するとより受動的なライフスタイルを送るようになります。再び外が暖かくなると、平均体温もわずかに上昇し、代謝とホルモンのバランスが日光の量の増加に適応するように調整されます。その際血管が広がり血圧が下がります。この過程は、ホルモン変化の影響を受けやすい人のエネルギー値を一時的に減少させる傾向があります。

ホルモンは、睡眠、代謝、幸福感、エネルギー、空腹、のどの渇き、生殖、成長など身体の全ての重要なプロセスをコントロールしています。春になり、日光の量が増えると、甲状腺、松果体、副腎皮質腺が活発になりホルモン生成が加速します。それに刺激を受け、大掃除をするように私たちの身体は細胞を新しくして、冬の間に弱った免疫防御を強化します。

セロトニンとメラトニン
ホルモンの中でも幸福ホルモンであるセロトニンと睡眠ホルモンであるメラトニンは私たちに大きな影響を与えます。春になり日が長くなって太陽光が強くなると、セロトニン生成が増加し、メラトニン生成が減少します。身体はこの変化に適応しようとしますが、そのスピードについていけないとエネルギー不足になり倦怠感を感じるかもしれません。

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鉄分不足
鉄分が不足すると倦怠感を引き起こす可能性があります。特に女性は月経の影響を受けるので注意が必要です。もし、月経が終わっても倦怠感が長く続くようなら医師に相談してください。

夏時間
欧米諸国のほとんどが3月中旬になると時間を夏時間にするために時計を前に1時間進めます。専門家によるとそのわずかな変化が体内時計に大きな影響を与えます。例えば、夏時間に変更した直後は脳卒中、心臓発作、交通事故の件数が増加します。また、身体が慣れるまでは睡眠サイクルもおかしくなるため十分な睡眠が取れたと感じることができないかもしれません。春に感じる倦怠感は、この睡眠不足感が引き起こす可能性があります。

アレルギー
春は花粉の季節です。花粉症を患う人にとっては、涙目、目のかゆみ、鼻水、鼻づまり、くしゃみなどとても辛い季節です。アレルギーの症状で夜に眠れないことも少なくなく、この寝不足が日中の眠気の一因となります。

Photo by cottonbro

日の出が早い
日が長くなるのは素晴らしい事だと思います。午後5時に仕事を終えても外はまだ明るく、帰宅する前に散歩やジムにでも行こうという気持ちが湧いてきます。しかし、日が長くなる分、日の出が早くなるので午前5時ごろから鳥が鳴き出し、日の光が寝室に差し込んできます。そのため睡眠時間が制限される可能性があります。また、日が長いということは早朝から活動し始めて、夜遅くまで友人と出かけたりすることが多くなるのでエネルギー不足の原因となるかもしれません。

気温の上下
気温に5℃以上の変化があると片頭痛を引き起こすと言われています。カナダにあるブリティッシュコロンビア大学教授で神経科医のSian Spacey医師は、「春になると多くの患者が片頭痛で治療に訪れます。片頭痛は中等度の全身性の痛みになることもあり、ズキズキするだけでなく吐き気を催したり、光と音に対する過敏症を伴ったりします」と言います。

気圧の変化
気圧の変化も大きな原因の1つです。天候が不安定で、高気圧と低気圧が入り混じることがトリガーとなる可能性があります。人によっては、飛行機が着陸する時のような感じに似ているという人もいます。

Photo by Andrea Piacquadio

対処法

この春に感じる倦怠感に対応するには次のような方法があります。

食事
ある研究によると、春に倦怠感を感じる人はセロトニン値が低いことがよくあると示唆されています。セロトニン値を上げるには、重要なアミノ酸であるトリプトファンを摂取します。トリプトファンは体内で生成されない成分なので食事から摂取するしかありません。タンパク質に多く含まれているので、タンパク質を多く摂取すれば解決するような気がしますが、タンパク質にはアミノ酸が脳に到達するのを防ぐ成分が入っているため反対にセロトニン値の低下に繋がることが多々あります。

正しいトリプトファンの摂取方法は、豆類、全粒穀物、野菜などに含まれる複雑な炭水化物(Complex carbohydrates)と一緒にタンパク質を摂ることです。複雑な炭水化物は、トリプトファンを脳に送るために最適な環境を整えます。単糖や精製小麦粉などは血糖値が急上昇するので出来るだけ避けます。タンパク質と複雑な炭水化物を一緒に摂ることが重要なのですが、カギはその比率です。セロトニン値を上げるには、タンパク質を多く複雑な炭水化物を少なめに摂取します。反対にメラトニンの分泌を促したい時は複雑な炭水化物を多くしてタンパク質を少なめに摂取します。

ビタミン
冬の終わりになると私たちの体内に貯めていたビタミンやミネラルが少量しか残っていない状態になっていることが多々あります。その中でも鉄、マグネシウム、セレン、亜鉛、カルシウム、カリウム、ビタミンB、C、Eの不足が多く見られます。ビタミンの不足は、感染症や細菌感染症にかかりやすくなるだけでなく、血液循環の問題、疲労感、無気力感、頭痛に繋がる可能性があります。さらに、ビタミンB1とB6が不足すると、大脳内のセロトニン減少につながり、気分にむらが出たり、痛みを感じやすくなったりします。これらのビタミンは、酵母ベースのサプリメント、小麦胚芽、全粒小麦などが含まれています。「春の無気力」と戦うには、ビタミンやミネラルを豊富に含んだ食事やサプリを利用して、冬に減ってしまったビタミンやミネラルを補いましょう。

睡眠
決まった睡眠時間を維持することは、ホルモンの変化を管理するのに役立ちます。日光の量が増えると、身体はより多くのセロトニンを生成し、メラトニンの生成を減らします。普段から、就寝前にリラックスできるヨガマインドフルネス瞑想アロマCBDオイルなど自分のライフスタイルに合った方法で睡眠を促進し、質の良い睡眠を確保することは私たちの心身にとって重要です。また、就寝の数時間前にはタブレットやスマホ、PCなどの画面を消し、カーテンをしっかり閉めて早朝の光を遮り、睡眠に最適な環境を作りましょう。良質の睡眠をたっぷりとれば、体にエネルギーが補充され、頭と気分がすっきりするので「無気力」も防げそうです。

エクササイズ
朝早くから活動的に動くと、不安や心配が軽減し身体にエネルギーが補給されます。朝のウォーキングは新鮮な酸素を沢山体内に取り入れることができます。また、昼休みや休憩時間にウォーキングしても良いでしょう。屋外で身体を動かし新鮮な酸素を取り込むのが理想的ですが、外へ出るのが難しい人は、ベランダで深呼吸やマインドフルネス瞑想をしても良いですし、朝ヨガなどは心身のエネルギー補給に最適です。自分のライフスタイルに合うエクササイズルーティンを組むことが大切です。

まとめ

春は暖かく気持ちが良くてついつい寝坊しがち。これを日本では「春眠暁を覚えず」と言いますが、同じ春の寝坊でも欧米では「春の無気力」または「春の倦怠感」と呼ばれています。春に感じる疲労感、頭痛、過度の眠気などは主に気候の変化に身体が適応しようとする過程で起こるホルモン変化が原因のようです。北米では2人に1人が経験するという「春の無気力」、もしかすると私たちが「春眠暁を覚えず」だと思っているものは実は「春の無気力」なのかもしれません。眠気だけでなく、頭痛や倦怠感を感じている人は上記のようにホルモンの調整を促す食事、適度な運動、良質な睡眠でエネルギーを補給し、「春の倦怠感」を克服してください。

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参考元:A.Vogel CanadaCSS Health InsuranceGlobal News

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