ダイエットウィード(Diet Weed)と呼ばれるTHCVで本当に減量できる?
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Photo by Elsa Olofsson on Unsplash

ヘンプや大麻に含まれるカンナビノイド(植物性化学物質)の研究は徐々にですが進んでいるようで、何か新しい研究報告が発表されるたびにカンナビス業界では大きな話題となります。そんな中、減量にも使えるのではと期待されているカンナビノイドの研究が発表されました。今日は、一部で「ダイエットウィード」とも呼ばれているTHCVについてご紹介したいと思います。

カンナビノイドとは

カンナビノイドはマリファナやヘンプなどの大麻植物に含まれる化学物質の総称です。麻に含まれている主なカンナビノイドはTHC(テトラヒドロカンナビノール)とCBD(カンナビジオール)ですが、大麻植物に含まれているカンナビノイドの種類は現在確認されているだけでも100を超え、中には最終的に200を超えると考える研究者もいます。各カンナビノイドの特性や人の体に与える影響などの研究はまだ初期段階で、カンナビノイド全ての種類の特性や副作用などが解明されるにはまだまだ時間がかかるでしょう。

CBDとして知られるカンナビジオールは、THCに次いで2番目に多く含まれており、大麻植物抽出液の最大40%を占めています。脳に影響を及ぼし高揚感や陶酔感などのいわゆる「ハイ」な状態にするTHCとは異なり、CBDにはそのような向精神作用がありません。CBDには、不安解消、痛み緩和、心臓と脳の健康改善など多くの利点があります。

様々なCBDオイルの利点に関しては、こちらの記事をご参照ください。

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CBDの合法性

CBD(カンナビジオール)には、脳に影響を与え高揚感や陶酔感など「ハイ」な状態にする向精神作用が無いため、THC(テトラヒドロカンナビノール)のような日本で禁止されている薬物ではありません。欧米では0.2~0.3%までのTHC含有量は産業ヘンプと見なされ、アメリカでは2018年に産業ヘンプの合法化が認められました。他にも、医師によるCBD処方薬は現在Epidiolexというてんかんに効くCBD薬が食品医薬品局(FDA)により認可されています。その他にも合成CBDとTHCの処方薬、nabilone、dronabinolなどがFDAにより認証されており、合成CBDとTHCの混合薬であるSativexは、アメリカでは現在治験中ですが、カナダやヨーロッパでは認可されています。日本では完全に検知不可能なゼロTHC製品のみが厚生労働省の審査・認可を受け、日本に輸入されています。

THCとは

THC(テトラヒドロカンナビノール)は、CBDと同様に大麻植物に含まれる化学物質で、違法薬物であるマリファナ特有の向精神作用のほとんどに関係しています。私たちの体内にあるカンナビノイド受容体は、思考、記憶、喜び、協調、時間知覚に関連する脳の特定領域に集中して存在しています。THCはこれらの受容体に付着し、受容体を活性化し、人の記憶、喜び、身体の動き、思考、集中力、協調性、感覚、時間知覚に影響を与えます。

THCとCBDの違いなど詳細はこちらの記事をご覧ください。

Photo by Teanna Morgan on Unsplash

THCVとは

では、THCの親戚のような名前のTHCVとは何なのでしょうか。THCVは、Δ9-Tetrahydrocannabivarin(テトラヒドロカンナビバリン)の略で、北米市場に登場した最新のカンナビノイドの1つです。THCVは違法薬物成分であるTHCと似た名前にもかかわらず、CBDやCBNのような広く知られているカンナビノイドと同様に、THCのような向精神作用がない可能性が高いと示唆されています。THCVとTHCを組み合わせて使用するとTHCの「陶酔感」を軽減できると報告されていますが、THCVは通常THCと一緒になっているため、THCVだけを分離し精製すると、陶酔感やいわゆる「ハイ」になる可能性は全くないと考えられています。しかし、ある専門家は、THCVはCBDと異なり、大量に摂取すると一般的に思考をはっきりさせる効果を持つ向精神作用をもたらす可能性があると言います。思考がはっきりしてエネルギー向上を感じるので、就寝前などリラックスしたい時には不向きです。また、その効果は速攻性がありますが、その分効果が消えるのも早いと報告されています。

THCVの効果

THCVには次のような疾患や障害に効果があると臨床前動物研究で報告されています。

  • パーキンソン病
  • 精神病
  • アルツハイマー認知症
  • PTSD
  • パニック障害
  • 不安症
  • 細菌性炎症
  • にきび
  • 脂肪肝疾患
  • 疼痛
  • てんかん

ヒトを対象とした研究は限られていますが、2015年に行われた小規模な実験では、THCVが心拍数の上昇、陶酔感、口頭での想起問題などのTHCの副作用を軽減することが示唆されました。また、THCと異なり、THCVは食欲を抑える効果があるので、拒食症や食欲不振、悪液質などを患っている人は使用しないでください。

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THCVの減量効果

では、THCVに減量効果はあるのでしょうか。一般的にカンナビスは食欲増加を促進すると考えられていますが、THCVにはそれとは反対の効果をもたらす可能性があります。しかし、カンナビノイドの研究自体がまだ初期段階で、このTHCVのデータも限定的な動物実験の結果に基づいているため、人に同様の効果をもたらすと証明されているわけではありません。研究者によると、この考えの背景となる理論では、THCVが食欲を刺激すると知られているCB1受容体をブロックできることから、THCVがCB1受容体を遮断し食欲を減らすという考えになります。これは、すでにいくつかの動物研究によって裏付けられています。また、2009年の研究は、THCVが食物摂取量と体重増加を減らす可能性があると示唆しています。また、2013年の研究では、肥満に関連する耐糖能異常を軽減する可能性も示唆されました。それでも、ヒトを対象とした数少ない小規模な研究では一貫性のない様々な結果が出ているため、減量効果を裏付けるためにはヒトを対象にした研究が多く必要です。

Photo by i yunmai on Unsplash

THCVの安全性

研究はまだ初期段階ですが、現在までに行われている研究結果からTHCVはほぼ安全に使用できると言われています。数少ない人間を対象とした研究では、13週間もの間1日あたり最大10mgのTHCVを摂取しましたが主な副作用は報告されませんでした。しかし、一部の被験者からTHCVを摂取し始めてから倦怠感を感じるようになったと報告があったので、運転や機械操作をするときは使用を控えた方がよいでしょう。CBDだけでなく、ビタミンなどのサプリメントと同様に、新たなサプリメント製品を試す場合は必ず医師や薬剤師に相談しましょう。

まとめ

THCVは、通称「ダイエットウィード」と呼ばれる減量に効果があると言われるカンナビノイドで、アメリカ市場では最新の製品となります。食欲を抑える効果があるためにそのような名前が付けられたようですが、科学的根拠があるのかと聞かれたら残念ながら無いと答えるしかありません。現在までに行われている研究のほとんどが動物実験で、人間を対象にしたものがほとんどなく、数少ない人間を使った実験でも決定的な結果が出せていないのが現状です。

このことからも、減量目的でTHCV製品を購入するよりも、THCVが成分に含まれたCBD製品を使用した方が、リラックス効果や抗炎症効果、鎮痛効果など多くの症状や問題解消に役立つ上に、食欲も抑えてくれます。ダイエットに焦点を当てるのではなく、「ストレス解消できて、食欲が抑えられ減量できればラッキー」というぐらいの感覚で使用するのが良いのではないでしょうか。日本で販売されているCBD製品にも少量のTHCVが含まれているものもあるようですので、興味のある方は一度試してみてください。

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参考元:Cresco LabshealthlineWebMD

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