CBDオイルで痩せられる?CBDオイルと新陳代謝や減量との関係
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Photo by Michal Wozniak on Unsplash

今話題のCBDオイルってご存知ですか?健康油のヘンプシードオイルはヘンプ(麻)の種子をコールドプレスした抽出油ですが、CBDオイルは、産業用ヘンプの種子および茎の抽出液をキャリア―油に混ぜたものです。その抽出液には、その名の通りCBD(cannabidiol:カンナビジオール)が豊富に含まれています。現在も様々な研究が行われており、ストレスや不安解消からアンチエイジングまで幅広い分野で効果が期待されています。その中でも今日は、CBDオイルと新陳代謝や減量との関係に焦点を当てたいと思います。(CBDオイルの様々な利点に関してはこちらをご参照ください。)

CBDとは

CBDとして知られるカンナビジオールは、大麻植物に由来する現在北米で幅広く人気のある化合物(カンナビノイド)の一種です。カンナビノイドは100種類以上あり、テトラヒドロカンナビノール(THC)に次いで2番目に多く含まれており、大麻植物抽出液の最大40%を占めています。脳に影響を及ぼし「ハイ」な状態にするTHCとは異なり、CBDには向精神作用がありません。最も広く使用されているのは、オイルベースの抽出液ですが、その他にも、キャンディ、スプレー、クリームなど様々な製品があります。

CBDには、不安解消、痛み緩和、心臓と脳の健康改善など多くの利点がありますが、私たちの新陳代謝や減量に効果はあるのでしょうか。

CBDにはストレス緩和、不安の軽減、不眠の改善、抗酸化・抗炎症作用、アンチエイジングまで様々な効果が期待されています。EU初のCBD上場企業「ヘンプリーバランス(Hemply Balance)」が開発した、スイス産オーガニックヘンプ抽出の高品質CBD製品はこちらから購入できます。

CBDの体重減少効果

CBDがどのように私たちの身体と脳に影響するかが、体重減少効果に繋がっている可能性があります。CBDは、私たちの身体の内在性カンナビノイド系に作用します。この系は、CB1とCB2受容体と呼ばれる2つのカンナビノイド(CB)受容体を介して、体内の様々な化学物質に反応します。CB1受容体は、脳と中枢神経内で最も密度が高く、CB2受容体は、主に免疫系に存在しています。

しかし、肥満の人の体内では、CB1受容体がより広範囲、特に脂肪組織内に存在します。このため、研究者はCB1受容体の活性化が肥満に関係していると考えています。

また、CBDは他のカンナビノイドと連携し、内在性カンナビノイドやセロトニンなどの多くの受容体を活性化する可能性があります。これが、減量やその他の重要な代謝機能に影響を与える可能性があります。

食欲を減らす可能性

CBDは、食欲を抑え、食物摂取量を減らすことで減量を促す可能性があります。

一般的に、大麻草は食欲増進と関連付けられますが、大麻草に含まれるTHCが食欲増進を引き起こすと言われています。THCが体内でCB1受容体を刺激すると、食欲を増進するホルモンが分泌されます。

ある研究では、CB1受容体拮抗薬は、食欲を減らし、体重増加を抑える可能性があると示唆しています。これは、CB1受容体拮抗薬が受容体を遮断、「非活性化」するためです。また、同じ研究で、CB2受容体を刺激すると、炎症を軽減し、食欲を減らす効果があり、その結果減量に至ると示唆しています。

2週間行われた動物研究では、ラットに1kg当たり2.5mgと5mgのCBDを与えたところ、どちらの量でも体重が大幅に減少しました。特に、CBD摂取量の多い方により顕著な効果が見られました。注意しないといけないのは、この実験では、CBDの口径摂取ではなく、注射で摂取していることです。

別の研究では、カンナビゲロールやカンナビノールなどを含む他のカンナビノイドと比べても、CBDは食物摂取量を大きく減らすことに成功しました。

これらの結果は非常に有望ですが、人間を対象に行われている研究はまだ初期段階であり、人に関してこれらの研究結果を支持できるだけのデータがまだありません。これからも多くの研究・実験が必要です。

Photo by Fuu J on Unsplash

脂肪細胞の「褐色化」を促進する可能性

人間の体内には、白色と茶色の2種類の脂肪が存在します。白色脂肪が、脂肪の主な形態で、臓器を断熱し、クッションの役割を果たしながらエネルギーを保存、供給します。また、白色脂肪は、糖尿病や心臓病などの慢性疾患に最も関係のある脂肪で、白色脂肪が過剰に蓄積されると、これらの疾患を引き起こす原因となります。

一方、褐色脂肪は、カロリーを燃焼することで熱を発生させます。健康的な体重を維持している人は、太り過ぎの人よりも褐色脂肪が多い傾向にあります。十分な運動と睡眠、そして身体を低温にさらすことで、白色脂肪を褐色脂肪に変えることができます。ある研究では、CBDがこの変化を促す可能性が示唆されています。

CBDは身体と脂肪の相互作用において複数の役割を果たしており、CBDが白色脂肪を褐色脂肪に変換するのを補助し、身体機能を刺激し、脂肪をより効率的に分解することが分かりました。

確証を得るには、人間を対象とした研究が必要ですが、試験管を使った実験では、CBDが白色脂肪細胞の「褐色化」を引き起こし、褐色脂肪を促進する特定の遺伝子とタンパク質の発現を促進することが報告されています。カロリーの減少が減量には重要なため、CBDが白色脂肪を褐色化させるということは、最終的に脂肪を燃焼させ減量に役立つ可能性があります。

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新陳代謝を向上させ、代謝障害のリスクを軽減する可能性

2型糖尿病、高血圧、高コレステロールなどの代謝障害は、肥満と密接な関係があり、体内のCB受容体の過剰活性化がこれらに関与しているかもしれません。身体全体にある脂肪組織内のCB1受容体が過剰に活性化すると、肥満や代謝疾患のリスクが増加する可能性があります。

過去の動物研究では、CBDと代謝因子の関係について言及されています。例えば、CBDを使って肥満のラットを治療したところ、総コレステロール量を25%減少することに成功しました。また、CBDの持つ抗炎症作用と抗酸化作用は、血糖値を下げ、肝臓の健康マーカーを増加させると示唆しています。

Photo by CBD Infos on Unsplash

CBDは体重を増やす?

前述のように、CBDには食欲を抑える作用があると示唆する研究結果がありますが、同時に、食欲を増進するという研究結果も出ています。これは、てんかんを患う子供を対象としたデータですが、CBD治療を行ったところ、てんかん発作は減少したが、食欲が大きく増加したと報告されています。一方で、てんかんの一種である、ドラベ症候群を患う子供を対象とした研究では、食欲が増えたケースもあれば、食欲が減ったケースもあり、明確な結果が出ませんでした。

ダイエットにCBDオイルを使うべき?

CBDの減量効果について有望な研究結果はありますが、人体を使ったCBDの研究は初期の段階なので、まだこれから多くの研究が必要です。また、CBDオイルは、他のダイエットサプリメントなどと同様に、肥満を治療するものではなく、健康的な食事療法やエクササイズなどの代わりにはなりません。

不安解消、痛み緩和、抗炎症作用などの健康への効果は明らかになりつつあり、それに伴い幅広い支持を得ているCBDオイルですが、減量に関しては研究データが少なすぎるため、効率的に減量を目指す方には、現時点でお勧めすることは出来ません。

まとめ

CBDの減量への効果に関する有望な研究結果が出ているものの、それらはまだ動物研究や試験管研究の段階で、人体に対する研究はまだまだ先のようです。

しかし、CBDオイルのリラックス効果は、厳しいダイエットのストレスを軽減し、激しいトレーニング後の筋肉の疲労回復を促進します。また、CBDオイルの抗炎症作用は、肥満の原因となる身体の炎症を軽減してくれます。「CBDオイルでダイエットする」のではなく、健康的な食事と運動を中心としたダイエットを補助するサポーターとして、CBDオイルをあなたの減量チームに「ベンチ入り」させてはいかがでしょうか。

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参考元:healthlineMedical News Today

CBDオイルには筋肉をリラックスさせ、筋肉収縮からくる痛みを和らげる作用だけでなく、気持ちをリラックスさせることで不眠症にも効果があります。EUで初めて株式上場したCBDブランド「ヘンプリーバランス」が日本初上陸!世界有数の有機ヘンプ生産国の1つであるスイス産有機ヘンプを使用した、ナチュラルでビーガンなCBDはこちらの公式サイトからから購入できます。
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