美容フィットネストレンドの真相 - サイギャップからヒップディップスまで
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Photo by Geert Pieters on Unsplash

サイギャップに、ビキニブリッジ、アブクラック、そしてヒップディップス、これらは全て美容フィットネス業界を賑わせてきたトレンド/バズワードです。パリコレなどで颯爽とランウェイを歩くモデルたちは多くの女性の憧れ。SNSが普及して、モデルやセレブたちが自らメイク法やシェイプアップ法だけでなく、プライベートでくつろぐ様子なども発信するようになってから、憧れの存在がより身近に感じられるようになりました。

そんな憧れのモデルやセレブたちと同じような体形になりたいと思うのは自然な事。でも、本当にそれが個々の健康に良い事なのでしょうか。人間の身体には様々なタイプがあり、それぞれが遺伝子の影響を少なからず受けています。もちろん、トレーニングやダイエットなどで、理想の身体を作ろうと私たちは日々努力していますが、この遺伝子の影響で達成できないものもあります。

今日は、美容フィットネス業界のトレンドやバズワードとして挙げられている、サイギャップ、ビキニブリッジ、アブクラック、ヒップディップスに焦点を当てて、その真相を探ってみたいと思います。

サイギャップ(Thigh Gap)

サイギャップは英語でThigh Gap=「太ももの隙間」という意味で、脚を揃えて閉じた時に、左右の太ももの間にできる隙間を意味します。最初にメディアなどで注目されるようになったのは、2012年頃で、ビクトリアシークレットのファッションショーがきっかけだったと言われています。そこから、あっという間にインスタグラムで10万投稿以上がハッシュタグ付けされ、YouTubeなどでも多くの科学的根拠のない「サイギャップエクササイズ」動画が投稿されました。

悲しい事にサイギャップは、エクササイズとダイエットだけで誰にでも手に入るものではありません。左右の太ももの間に隙間を作るには、特定の遺伝子により身体が自然に脂肪を蓄える場所、現在の体質、体脂肪率、そして骨格が必要となります。体脂肪率はハードなトレーニングやダイエットをすれば落とすことは可能ですが、その他は生まれ持ったものなので、個々でコントロールできません。非常に低い体脂肪だけでなく、特定の体質と骨の構造が必要となるため、モデルの様に細い身体の人でもサイギャップが出来るとは限りません。

Photo by Jernej Graj on Unsplash

ビキニブリッジ(Bikini Bridge)

サイギャップの次に注目されたのはビキニブリッジです。ビキニブリッジ(Bikini Bridge)とは、その名の通り「ビキニの橋」、つまり、ビキニを着て仰向けになった状態で、ビキニのショーツを見ると、左右の腰骨にビキニが乗り、下腹部分と腰骨に乗っているショーツとの間に隙間ができて、ショーツが左右の腰骨にかかった橋のように見える状態を意味します。

ビキニブリッジという言葉自体は2009年頃からありますが、一躍有名になったのは2014年にアメリカで、日本の「ふたばちゃんねる」を基に作られた英語の掲示板4chanが始まりでした。このビキニブリッジは、サイギャップなどとは異なり、4chanのオンラインフォーラムが、「バズるデマを作ろう」と考え投稿した嘘が発端です。しかし、現在ではインスタグラムやその他のSNSでも自分のビキニブリッジの写真を投稿したりして、多くの若い女性の間で広まっています。

ビキニブリッジは、下腹部が平らになれば多くの人に現れる現象ですが、他のトレンドと同じく骨格や体質により大きく作用されるため、エクササイズや正しいダイエットで健康的に痩せてお腹を平らにしてもブリッジができない可能性があります。また、とにかく食べる量を減らしてガリガリに痩せないといけない、という目に見えないプレッシャーに押されて10代の若い女性たちが拒食症になったり栄養失調になったりしたため、英国をはじめとする欧米諸国では警鐘が鳴らされています。

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アブクラック(Ab Crack)

アブクラックとは、「お腹の割れ」、つまり「腹筋の縦割れ」のことを意味します。アブクラックは2016年ごろから注目されるようになり、現在でも多くの女性がエミリー・ラタコウスキーのような「縦割れ」を目指して日々努力しています。しかしその中には、どれだけハードにトレーニングしたり、ダイエットで体脂肪率を落としたりしても縦割れが出来ない、スッキリとした縦割れを目指しているのにムキムキのシックスパックが形成されてきている、と悩んでいる女性も少なからずいるのではないでしょうか。

まず腹筋が目視できるようになるには、体脂肪率が6%以下にならないといけません。また、縦割れを形成するには、腹筋をトレーニングで鍛えるだけではなく、縦割れができる体質でないといけません。そうなのです、最後の最後で「体質(遺伝子)」がアブクラックの鍵を握っているのです。

ヒップディップス(Hip Dips)

恐らく今最新のフィットネスバズワードは、ヒップディップスでしょう。ヒップディップスとは、腰の両側の腰骨と太ももの間(太ももの付け根部分)に自然にできる凹みのことです。身体のタイプによって、凹みがほとんど分からない人も、大きく凹んでいる人もいますが、人間の骨を見ると、身体のタイプに関わらず、腰骨(寛骨)と大腿骨(大転子)の間に凹みがあるのが分かります。凹みの大きさは、遺伝子によって決まりますが、腰幅、大腿骨上部にある大転子の大きさ、腸骨、股関節、および大転子間の距離、大腿骨頸部の長さ、身体の脂肪分布、そして身体の筋肉量によって異なります。

カーダシアン姉妹やジェニファー・ロペスのような張りのある大き目のお尻が2018年頃から注目を浴びるようになると共に、欧米ではヒップディップス解消を謳う多くのフィットネスクラスが設けられるようになりました。確かに綺麗に丸みを帯びた腰回りのシルエットに魅力を感じる人は少なからずいると思いますが、自然にできる凹みを簡単に解消できるのでしょうか。

その答えはNOです。下半身の脂肪をこの凹み部分に蓄えるようにすれば、凹みを解消することができますが、私たちは、自分の身体が脂肪分をどこに蓄えるかを自分で決めることができません。臀筋を鍛えて大きくしたり、下半身の脂肪を増やせば、少し目立ちにくくすることは出来るかもしれませんが、凹みを大きく減らしたり解消することは残念ながらできません。また、どんなにダイエットしたり、エクササイズやライフスタイルを変えても、私たちの骨格を変えることは不可能です。

Photo by Andrea Piacquadio from Pexels

対処法

これらのトレンドが、遺伝子や骨格、体質などに大きく影響されるため、どれだけ頑張っても成功しないかもしれないと分かりましたが、それでも理想の身体に近づきたい私たちはどうすれば良いのでしょうか。

SNSやトレンドに夢中にならない
SNSの投稿やトレンドばかりを追っていると、知らず知らずのうちに夢中になり、それしか考えられないようになる可能性があります。ヒップディップスを除く上記で述べたトレンドは、極端に低い体脂肪率が必要になり、それを実現するにはハードなトレーニングと過酷なダイエットやライフスタイルの変更などが必要となります。そのため、やり過ぎると反対に怪我をしたり健康を損なうケースも少なくありません。英語では「in moderation」という言葉がありますが、何事も「程々に」することが大切です。また、SNSでは、画像編集アプリなどで簡単に画像を理想の身体に変えてしまえることを忘れてはいけません。私たちの本当の身体はアプリで修正できないのです。

外見ではなく機能を重視する
アプリで簡単に編集してしまえる画像を目標に外見を変えようとするよりも、身体の機能を重視して、トレーニング、健康な食事療法やライフスタイルを実践しましょう。例えば、ヒップディップスを解消しようと頑張るよりも、お尻周りの筋肉や太ももの筋肉を鍛えれば、お尻に張りが出て美尻になるだけでなく、動きが滑らかになり、関節炎や股関節を痛めたりする可能性を減らすことができます。

自分の努力で変えられるものに集中する
サイギャップなど自分の努力ではどうにもならないことに夢中になるよりも、自分の努力で変えられるものに集中しましょう。そうすることで、健康的な身体を作るだけでなく、達成感や満足感を味わうことができ、心身共に健康を満喫できるでしょう。

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健康なコア作りをする
コア(体幹)は身体を支える大切な部位です。コアの筋肉を鍛えることで、動きを滑らかにし、美しい姿勢を保ち、背骨や腰を怪我から守り、心臓病や高血圧などの疾患リスクも軽減します。

自分の身体に満足する
SNSでは毎日のように色々なトレンドが飛び交っていますが、上で述べたようにSNSやオンラインに載せる写真はいくらでも編集できるのです。アメリカのファッション雑誌でもモデルや女優などの指示を受けて、修正している写真がほとんどです。全ての写真が大なり小なり加工されていると考えて間違いないでしょう。バーチャルで編集されたものを追い求めるよりも、自分が今持っているリアルに目を向けましょう。この身体で生まれてきたのです。「誰か」の身体に夢中になるのではなく、自分の身体を大切にしましょう。エクササイズしたり、健康的な食生活やライフスタイルに変えたり、自分の心身のために何をするかは自分次第です。しかし、SNSで「誰か」が言ったから、ハッシュタグが付いているから、そうするのではなく、自分の身体のためにやりたいと思うものを実践しましょう。そうすれば、達成した時に大きな満足感・幸福感が得られるでしょう。

まとめ

これらのトレンド/バズワードが、デマから始まったかどうかに関わらず、SNSの普及で簡単に世界中に広がったことが分かりました。また、これらは、遺伝子や骨格など、私たち個人では変えることの出来ない要因が鍵を握っていることも分かりました。重要なことは、いくら頑張っても変えられないものに夢中になるのではなく、頑張れば変えられるものに目を向けることです。

サイギャップを目指す代わりに、美脚効果のある脚を強くしなやかにするトレーニングをしたり、ビキニブリッジを目指す代わりに、お腹を引き締めるトレーニングをしたり、ハードなアブクラックを目指すよりも、縦割りが出来ればラッキーぐらいに考えて、毎日出来るエクササイズにしたり、ヒップディップスを解消するかわりに美尻を目指すエクササイズなどで、ハッシュタグが付いてなくても自分が満足できる美しく健康な身体作りをしてみませんか。

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参考元:allureGood HousekeepingHealthhealthlineThought CatalogWomen’s HealthWomen’s Health

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